ECPとは

ECPとは

押出成形セメント板は、中空層をもつセメント版です。「押出し成形」とは、成形方法の1つと考えてください。セメント版は、セメント、けい酸、繊維などを主材料として成形した板です。

押出成形セメント板は、ECP版ともいいます。これはExtruded Cement Panelの略称です。また「アスロック」という方もいます。アスロックは確かに押出成形セメント板ですが、株式会社ノザワの商品名です。

ECPのメリット
●デザイン性
ECP の最大の魅力は素材感であり、コンクリートのような 肌合い、美しい平滑性、シャープ感、高級感などの特長を持ち、 ECP の集合体としての壁面全体の整然とした高品質感は、他 の外壁材では表現できません。ECP は、素地での採用が素材感を生かせる魅力であるほか、 設計上のデザインニーズに対しても、高品質な工場塗装パネル や、工場タイル張りパネル、多様なデザインパネルなどを品揃 えし、これらがサッシ、ガラスとともに構成する外壁は、機能 美あふれる魅力的な建物の表情を演出します。
●耐久性・耐火性
ALCと、あまり差がなく耐久性が高く、耐火性も強い素材となっています。

ALCとECPの違い

それぞれの特徴でも挙げたように、ALCとECPの性能面での大きな違いは「断熱性」「防水性」「デザイン性」です。
ALCは材料に細かい気泡があり断熱性は高いですが、表面部分の気泡から水が浸透してしまうため防水のための塗装が必要になります。
またタイルなどの他の素材と組み合わせられないわけではありませんが、制限が多くECPに比べるとデザイン性は劣ります。
ECPは密なセメントで出来ているため断熱性はALCに劣りますが、水が浸透しにくく防水性は高いです。
(それでも中空構造になっているため、一般のコンクリートよりは断熱性は高いです。)
また、ALCに比べ様々な表面仕上げが可能でデザイン性に優れています。
千葉県鎌ケ谷市東道野辺3-15-8       050-5833-7100
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう