ALCとは
ALCパネルとは
Autoclaved(高温高圧蒸気養生された)+Lightweight aerated(軽量気泡)+Concrete(コンクリート)
の頭文字をとって
名づけられたもので、『高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート』の意味を持つ、板状に形成した現代の建築には欠かせないパネル材料です。
ALCパネルのメリット
●耐久性が高い
- ALC外壁は耐久性が高く、地震にも強いメリットがあります。ALC外壁を適切な条件で使用し、定期的なメンテナンスを行った場合、ALCパネル自体の耐用年数は50年を超えるといわれています。
建て替えを行うよりも、メンテナンスをしながら長く住みたいという方にはぴったりの外壁材です。そのため、大手ビル・工場等の外壁や間仕切に使用されることも多いのです。
●火に強い
2. ALC外壁は内部の気泡が空気の層を作る為、熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。通常のコンクリートの約10倍も断熱性があるといわれていることから、断熱材と併用すると夏場は涼しく冬場は暖かい住宅環境を維持しやすくなります。
燃えにくい耐火構造を有しているため、耐火性・防火性も優れています。また、無機質な原料で作られていることから、万が一火災が起きた場合にも有害物質を発生させません。●遮音性が高い
3.ALC外壁は通常のコンクリートに比べて重量が1/4程度しかないのが特徴のひとつです。軽量でありながら強度があり、遮音性が高いメリットがあります。
内部の気泡が音を吸収するため、騒音のある環境でも住宅内に音が伝わりにくく、プライバシーの保護にも役立ちます。